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アメリカ人のプレゼン能力 

今日はマクロ経済の授業で、プレゼンテーションをしました。
テーマは、FRBはインフレターゲットを採用すべきか否か。
大成功でしたが、改めてアメリカ人学生のプレゼンテーションにおける長所を痛感したので、ちょっと整理したいと思います。

①準備をしてこない。
まあこれはアメリカ人に限った話ではないし、ちゃんとしてる学生もいるのですが、あまり下調べをしないままミーティングに臨みます。そんで、15分くらいで資料をななめよみして、ブレインストームもそこそこに、早速プレゼン資料の作成に着手します。準備をしてこないという会議の非効率性は、いきなり課題に着手するという過激なアプローチで相殺されることになります。(したがって中身をちゃんと吟味するのは、準備をしてきた僕の責任になったりする。。。)

②エンターテイニングである
インフレターゲットの論点整理や、アメリカ経済の現状分析もそこそこに、面白さを追求します。
たとえば、プレゼン冒頭に「FRBはコンピューターに置き換えられる!?」という物議を醸すタイトルで、教授の写真がコンピューターの絵に追い出されるアニメでイントロをして、
その後、プレゼンではインフレターゲットとは、厳格なルールというよりは金融当局の柔軟な政策決定をガイドするフレームワークのようなもの、いわば人間とコンピューターの両面を併せ持つものだといい、
最後に冒頭のコンピューターの絵を、教授とターミネーターをキカイダーみたいに左右で合わせた、下の写真が追い出すというもの。
総じて言えば、中身は適当にしかし堂々と、プレゼンでしかできないことをダイナミックにプレゼンした、と評価できるかもしれません。少なくとも教授や学生はいたくご満悦でした。

③日本人もやろうと思えばできる!?
こうしたプレゼン能力はアメリカ人のすぐれた点だと思います。
他方、日本人にまねできないかというと、もちろんそうではないと思います。
実際、上記のターミネーターのアイディア出しも、僕の冗談から生まれたものなので。
ただ、本気でそれを採用しちゃうチームのノリの良さ、それを受け入れるオーディエンスのノリの良さ、そうした環境ではぐくまれた自由でダイナミックなマインドセットが、特筆すべきなんだと思います。



[ 2008/07/18 00:19 ] 授業 | TB(0) | CM(3)

Student initiative 

前回のエントリーに関連して、今年から新しく始まった授業紹介動画について。

CBSにはGBA (Graduate Business Association)という名前の学生の自治組織があり、キャリアやアカデミーなどについて学生の意見をとりまとめ学校と調整しています。そのGBAのアカデミー関係のイニシアティブとして今年から始まったのが、各教授による授業の紹介の動画です。

確かにシラバスや過去の学生の評価やビッディングポイントではどうしてもわからない、教授の雰囲気を知るには非常に有益だと思います。日本の大学ではイメージできない学生の自治意識の高さと、学校の対応の良さが、さすがだなと思いました。

ちなみに、紹介動画の例として、有名教授レスニコフによるターンアラウンドマネジメントのリンクです。彼女は非常にディマンディングで厳しい先生として有名であり、同時に人気教授でもあります。

http://merlin.gsb.columbia.edu:8080/ramgen/video1/admin/electives/resnikoff.rm

[ 2008/07/14 13:40 ] 授業 | TB(0) | CM(0)

bidding 

まだ夏学期中ですが、もう次の学期の選択科目のビッディングでみんな試行錯誤しているようです。秋学期だけでも100以上選択科目があって、興味のあるものを絞るのだけでも結構大変。。。
その上、選択科目の履修はビッディングという入札のようなシステムで選ぶことになるので、なかなか戦略的な思考とリソース配分が問われます。

ここでコロンビアの場合のビッディングについて、簡単に紹介しておきます。
-持ち点に制限がある(基本的に12000点)。人気授業は8000点くらいかかることもあるため、何をとり、何をあきらめるかを考える必要がある。
-ビッディングのスケジュールがある。各学期の1、2か月前から第一ラウンドが開始し、第4ラウンドくらいまである。各ラウンドごとに、より高い点数を投入した人から順に、通常60人程度の定員数まで登録を許可される。落札できなかった場合は一週間後の次のラウンドで、まだ空いている授業にビッドすることになる。
-過去のビッディングの結果や、不完全ながら春学期(翌々学期)の科目リストが得られるので、それに基づいて、もっとも最適なポイント配分を考えながら動く必要がある。

いろいろ考えた結果、とりあえず次のような科目をとろうと考えています。

-High Performance Leadership
リーダーシップの続編。Feiner教授というコワモテの名物教授の授業。倫理的ジレンマを克服し、上司や部下との関係を巧みにマネッジして、組織の中でいかにリーダーシップを発揮すべきかを学ぶ。個人的には、役所のような組織関係がしっかりしたところで、うまく使えるのではないかと期待大。

-Top Management Process
CEOなどの組織のトップとして直面する組織上の課題を、どう解決していくかを学ぶもの。授業のプロジェクトで、CEOにインタビューしてレポートをまとめたりする。どういう立場にあれ、トップの視点を持ちつつ仕事にあたるべし、という自戒の意味も込めて期待大。

-Tax and Business Strategy
法人税制が企業活動(投資、資本構成、国際展開、M&A)にどのような影響を及ぼすかを、企業サイドのタックスプランニングの観点から学ぶもの。政府と企業が最もダイレクトに関係する税制をテーマに、企業の視点を学ぶ絶好の機会として期待大。

-Financial Market and Economy
金融市場がマクロ経済の発展にどのように貢献し、どのようなリスクを与えているかを学ぶもの。サブプライム問題後のタイミングで、しかも教授がバーナンキ議長のもとFRBで理事をしていたMishkinであるので、非常に面白い話が聞けるのではないかと期待大。

-International Portfolio Management
ポートフォリオにクロスボーダーの株・債権を導入する場合、国ごとのマーケットの違いや、為替リスクなどを考えなければならない。そうした理論を学び、逆にそうしたクロスボーダーで最適なリソース配分を促進するために国としてできること・すべきことを見られれば面白い。

-Corporate Governance
日本が金融市場の整備をしていく上で、根本となるコーポレートガバナンスの考え方が重要である。アメリカ流のコンセプトを学ぶことで、何が日本に持って帰れるか、持って帰るべきではないかを考えたい。
[ 2008/07/12 08:15 ] 授業 | TB(0) | CM(0)

PLSの効果!? 

先週の水曜日からIndependence Dayのため学校が休みになっていたため、メキシコに旅行にいってきました。メキシコでも田舎の方にいったので、のんびりした雰囲気でリフレッシュできました。

しかし飛行機での岐路は、ストレスフルなもので、入国審査で1時間も待たされ、そのせいで当初予定していた乗継便に遅れて帰宅が遅れたのみならず、その影響で預け荷物が別の空港に届けられあまつさえ自宅への配送費用は自己負担という、ふんだりけったりなものでした。

しかし、PLSで怒りを抑える術を習っている身としては、この一連のストレスをコントロールする練習の絶好の機会と前向きに解釈し、待たされた時間で家に帰ったら読まない本を読んだり考え事をするのにあて、あるいはアメリカのオペレーションだから、日本のレベルに及ばないのは仕方ないと、期待水準を引き下げ、結果的に快適な旅ができました。PLSはなかなか使えるなあ。
[ 2008/07/08 12:59 ] 授業 | TB(0) | CM(0)

Leadership 

さて中間試験も終わって、先週から第二学期後半戦がスタートしました。
Decision Modelが前半で終了し、新たにLeadershipとManagerial Accountingが始まりました。
今日はそのうちのLeadershipについて。

Leadershipの授業というと、おそらく多くの人が「そんなのどうやって教えるの?」という疑問を抱くと思います。また、そもそも理想的なリーダー像も、国や業界によってもしくはその時の他のチームメンバーやタスクによって異なるかもしれません。さらに言えば、リーダーとはカリスマなどの先天的な資質が重要であって、リーダーの星の下に生まれなければリーダーとはなれないという見方もあるでしょう。定義自体があいまいで、しかも先天的な資質が必要なものを授業で教えて意味があるのかと。

しかし、リーダーシップが後天的に伸ばせないかと言われれば、リーダーシップを広く定義づければ伸ばせると言えると思います。モチベーション、コミュニケーション能力、交渉力、問題発見・解決能力、ネットワーク能力など、特別な才能がなければできないものではないように思いませんか?さらに言えば、Growth Mindsetの考え方からすれば、変えられると信じることで自分の能力や感じ方は変えられると言えると思います。

また、リーダーシップは非常に広い概念なので、授業で一つの理想像を示して学ぶという方法論は向かないことは正しいと思います。この点、コロンビアの「自己認識に基づく自己改善プログラム」という方法論は非常に有効だと思います。

どういうことかというと、まずクラスメートや職場の上司や同僚からの360度評価レポートを各人が作成します。それを分析して自分のリーダーシップに関する長所・短所を整理します。それに基づいて、コーチングプログラムを受けて改善の方法を探り、自分の将来キャリアも踏まえつつ自己改善プログラムを個人個人で策定する、というフレームワークになっています。

これは非常にフレキシブルで、個人の能力の違いやニーズに応じた処方箋を作れるだけでなく、本人がしっかり考えることで、実際に変わらなければならない本人がエンゲージされるので、非常に効果的なのではないか、と感じました。

こうしたリーダーシップ能力はMBAの授業の中でも直接政府の仕事に役立てられそうなので、そういう意味でもしっかり頑張ろうと思いました。


[ 2008/06/30 11:15 ] 授業 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

natsuki

Author:natsuki
コロンビアMBAに2008年1月から留学しています。

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